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4人の沖永良部島の人たちに、じぶんの方言で短いお話をしていただいた動画を集めました。動画には原語と逐語訳の字幕がついています。日本語意訳と、逐語訳つき沖永良部語のテキストでもお話を紹介します。

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おきのえらぶじま観光協会の情報誌『しまらっきょ vol.5』(2020年4月30日発行)との連動読み物です。観光協会のオンラインショップでお買い物すると、しばらく同封してもらえます!

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沖永良部語のこと

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島の人たちが「ほーげん」と呼ぶ島のことば「沖永良部語」は「日琉語族-琉球語派-北琉球語群」に分類される琉球諸語の一つです。日本語諸方言や他の琉球諸語と同じ祖語「日琉祖語」から分岐した言語ですが、長い歴史変化を経て現在の沖永良部語の文法体系を獲得しました。

ユネスコは2009年に、沖永良部語を含むすべての琉球諸語を「いま何もしなければ」なくなってしまう「消滅危機言語」として報告しました。

しかし!近年島では「大人も子どもも一緒に、楽しく使いながら次世代に残していこう」という機運が少しずつ高まってきています。島内の草の根活動から始まり、2019年からは沖永良部島の和泊町・知名町と国立国語研究所が沖永良部語継承保存のための連携協力協定を結び、行政レベルでも言語継承の取り組みが行われています。

いろんな言語の記録・継承の取り組みの一つに、こういうのがあってもいいですよね、と思ってこの読み物を書きました。(​山田真寛)

*国立国語研究所フィージビリティスタディ「フィールドデータのオープンサイエンス」の研究成果を含みます)

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